説明:防災アニメ「ももたろう」第1話のオープニング(ユーチューブから)
日本災害救援ボランティアネットワークが親子で学べる防災アニメ製作
童話の「桃太郎」をモチーフに、地震発生時の身の守り方や避難方法を乳幼児や保護者に分かりやすく伝える防災アニメ動画を、認定NPO法人「日本災害救援ボランティアネットワーク」(兵庫県西宮市)が製作した。動画投稿サイト「ユーチューブ」で2022年1月から公開している。
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桃太郎なら親しみやすい!
同法人は阪神大震災のあった1995年から前身団体が活動。東日本大震災の被災地支援などで、乳幼児や保護者向けの防災教材の必要性を感じ、企画した。桃太郎にした理由は「親しみやすく誰もが知っているため」という。
アニメはどんな内容か
動画は3分程度で、0歳児の桃太郎とおじいさん、おばあさんが登場。発生時、自宅にいたおばあさんは桃太郎にかぶさり、自分の頭は座布団で守る。おじいさんは外出中だったが、避難先を神社と決めて落ち合う約束をしていたというストーリーにした。
説明:桃太郎を守るため、おばあさんが覆いかぶさるシーン(日本災害救援ボランティアネットワーク提供)
説明:避難先の神社で3人が落ち合うシーン(ユーチューブから)
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