夜間、特に就寝中に避難となった場合…
夜間の発生にはどう備えたらいいか。備え・防災アドバイザーの高荷智也さんは「最も無防備な就寝中の備えを忘れないでほしい」と訴える。
寝室にはできるだけ家具は置かず、置く場合も転倒防止対策をする。また、枕元にはLED懐中電灯や、窓ガラスが割れた場合などに手足を保護する軍手やスリッパ、閉じ込められた場合に救助を呼ぶためのホイッスルのほか、視力が弱い人は予備の眼鏡などを用意する。揺れで散らばらないよう、袋に入れてベッドなどにくくりつける。
夜間避難に備え、袋に入れて寝室に準備しておきたいもの
※高荷智也さんへの取材を基に作成
非常用持ち出し袋や避難時に身を守るための道具は、すぐに家を出られるよう、玄関近くにまとめておく。停電が起きている場合は、暗闇の中を逃げる可能性が高い。両手が使えるよう、懐中電灯ではなく頭に着けるヘッドライトを準備しておきたい。
避難時に身を守るための厳選装備
※写真は高荷智也さん提供
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