深夜の地震発生への備え!停電対策と大きな揺れへの注意点


写真説明:地震の影響で信号が消え、交差点内では警察官が車両の通行を誘導した(2022年3月17日未明、東京都内で)

宮城・福島震度6強の地震で大規模停電

宮城・福島両県で震度6強を記録した2022年3月の地震では、東北地方を中心に死傷者が出たほか、首都圏でも大規模な停電となった。夜間の災害への備えや停電時の対応などを確認しておきたい。

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夜間の停電で必要なもの

今回の地震では広範囲で停電が発生した。停電になると情報収集が難しくなるほか、心理的ストレスも大きくなる。

最初に明かり!室内の転倒防止や不安軽減

危機管理教育研究所代表の国崎信江さんは「暗い中で行動すると足元が見えず、転倒などけがの恐れもある。不安を軽減するためにも明かりを確保することが大切」と指摘する。自宅には、停電時に自動点灯する足元灯を備えておくことを勧める。取り外して懐中電灯の代わりに使えるタイプもあるという。

室内に蓄光テープを貼っておくのも転倒防止に有効だ。国崎さんによると、階段の始点と終点の床、手すりなどに貼っておけば停電時の目印になる。ヘッドライトや首にかけるネックライトを用意しておけば、移動中も両手をふさがずに手元を照らせる。

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