聴覚障害者は緊急地震速報どう気付く?消防署が防災動画作成

(ユーチューブの狛江市公式動画チャンネル「共につくる 共にそなえる 聴覚障がい者の地震対策の基礎」より)

東京・狛江消防署が障害者団体などの協力で動画を制作・公開

狛江消防署(東京都狛江市)は市内の障害者団体などと協力し、聴覚障害者向けに巨大地震時の防災対策をまとめた動画を初めて制作し、インターネット上で公開している。救助を求める時には笛や懐中電灯を活用することなどを紹介しており、同署は「最近も福島県沖を震源とする最大震度6強の地震が起きており、備えは万全にしてほしい」と呼びかけている。

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「共につくる 共にそなえる 聴覚障がい者の地震対策の基礎」

巨大地震に備える「5つのポイント」

約20分間の動画「共につくる 共にそなえる 聴覚障がい者の地震対策の基礎」では、耳が不自由でも緊急地震速報に早く気付くための方策や、救助が必要な時の対応方法など、注意すべきポイントを五つにまとめて説明。映像や字幕を交えつつ、聴覚障害者や同署員らが手話を使いながら解説している。

写真説明:緊急地震速報に早く気づくために行っている工夫を、手話で説明している場面(ユーチューブの狛江市公式動画チャンネル「共につくる 共にそなえる 聴覚障がい者の地震対策の基礎」より)

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