節水が必要になることも
内閣府は、南海トラフ地震で被害が予想される近畿地方の2府4県で、発生から1か月たっても、約90万人が断水の影響を受けるなどの想定を公表している。
断水が長期間に及ぶと、節水を考えなければいけない。災害時に水を使わないための工夫が必要だ。
炊事・歯磨き・風呂には
高荷智也さんによると、食事の際は紙皿や紙コップがあれば使用する。皿にラップをかけて使えば洗わなくてよい。遠方への移動手段があるなら外食する方法もある。歯磨きは水がいらない介護用などの歯磨きシートが市販されている。
髪を洗い流す必要がないドライシャンプーや体をふくウェットティッシュ、簡易トイレなどは、防災グッズとともに常備しておきたい。
(読売新聞 2022年4月25日掲載「減災」 社会部・南暁子)
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