【記者コラム】災害時に無傷で生き延びるためのポイント

写真説明:東日本大震災の津波で横転したJR常磐線の車両(2011年3月27日、福島県新地町で)

写真部記者として数々の被災地を取材して

写真記者という職業柄、被災地に赴く機会は非常に多い。これまでに、東海豪雨や東日本大震災、西日本豪雨などの被災地を取材してきた。自分自身だけでなく、同僚の危険を軽減できるのではないかと、防災士資格を取得するための講座を受講した。

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防災士の資格取得講座で

意外だったのは、若者や女性の受講生が多かったことだ。中高年の男性ばかりと思い込んでいたが、東日本大震災以降は防災意識が高まり、女性も含めて、学生から年配者まで幅広い世代が受講するようになったという。

最も印象に残ったのは、「防災士といえども、まずは生き延びることが最重要だ」と講師が強調していたことだ。

死に至らなくても、ケガをすれば避難所などでのリーダーの役割は果たせない。地震発生時、無傷で生き延びるためにはどうすればいいか。

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