説明:青森・八戸港に押し寄せる津波の動きを想定したアニメーションの画面
海上版「ハザードマップ」に相当
政府の中央防災会議がまとめた日本海溝(三陸・日高沖)での巨大地震の被害想定を受け、海上保安庁は日本海側を除く青森県内の海域の津波防災情報図を新たに作成し、公表した。自治体などが作る陸上の浸水予測「ハザードマップ」の海上版にあたる。
津波情報図でどのようなことがわかるか
情報図には、むつ小川原港(六ヶ所村)、八戸港、広域の3エリア(津軽海峡、陸奥湾、県沿岸東部)の計5海域について、津波の到達時間や速度、水位の変化を掲載。津波の最大の高さを色分けしたり、速度や向きを矢印と数値で示したりした「進入図」などのほか、津波の動きのアニメーションもある。
動画にすることで、津波の複雑な流れの変化が視覚的に理解できる。
◆八戸港エリアの津波の動きを想定したアニメーション動画から
1)地震発生時
2)地震発生から「24分」時点
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