説明:川で気をつけるべき場所の例
天気急変に備え、気象情報を見るポイント
川遊びに行く際は、天候の急変に備え、事前に気象情報を確認するようにしたい。
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現在地が晴れていても安心は禁物
京都大防災研究所教授の中北英一さん(水文気象学)は、「自分がいる場所は晴れていても、上流で局地豪雨が発生したら10~20分で急な出水につながる」と注意を呼びかける。
たとえ天気予報が晴れでも、「午後から上空に寒気が入りやすい」「雷が発生しやすい」などの細かい情報に注意しよう。特に夏場は天気が急変し、局地豪雨が発生する可能性があるからだ。
局地豪雨の前兆を逃さない
中北さんによると、局地豪雨の前には特徴的な現象が起きるという。まずゴロゴロと雷が鳴り、次第に空全体が暗くなる。雨が降る直前には冷たく乾いた風が吹く。川の近くにいたら、雷が鳴った段階で避難することが大切だ。
スマホで雨雲レーダーの確認も
中北さんはスマートフォンのアプリで見られる雨雲レーダーの活用を提案する。川の上流や、現在地の半径20~30kmに雨雲が発生していないかを確認するとよい。
説明:スマホで見られる雨雲レーダーの例(アプリ「ウェザーニュース」の画面から)
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