【京都大防災研から】大雨の時は土砂災害や氾濫リスクに備えてください

写真説明:大粒の雨が打ち付ける道路を走る車(2022年7月、山口県萩市で)(画像は一部修整しています)

「達人の備え」今回のテーマは大雨の時の安全な避難です

このコーナーでは、京都大防災研究所の研究者が減災のヒントを伝えます。今回は、藤田正治教授(砂防工学)です。

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強くて長く続く豪雨が増えています

最近、線状降水帯の停滞で非常に強くて長く続く豪雨の発生が増えています。1時間当たりの降雨量が100mmに及ぶような非常に強い雨が長く続くと、総降雨量が過去最大値をはるかに超えることがあります。

このような大雨の時、あなたの地域はどのような状況になるのでしょう。起こりうる状況を事前に想像しておけば、災害時により安全で適切に避難できるようになると思われます。

雨と土砂災害や河川の氾濫のこと

非常に強くて長い雨は、山間部で斜面の崩壊や土石流の発生原因となります。さらに広範囲に降ると、それらが多発するため、大規模な土砂災害の危険性が高まります。同時に河川は大洪水となり、橋梁(きょうりょう)が流失したり、堤防が決壊したりする場合もあります。

写真説明:土石流の被害を受けた新潟県村上市の小岩内地区(2022年8月)

多量の土砂や流木が河川からあふれ出て、集落に押し寄せる事態も考えられます。崩壊や土石流から逃れるときに、このような障害が順々に現れる危険性があるのです。

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