避難所に女性への配慮!生理用品備蓄や授乳・着替え場所確保など

写真説明:生理用品や紙おむつ、尿漏れパッドが並ぶ備蓄倉庫(仙台市立市名坂小で)

災害時には女性ならではの「困りごと」は多い

女性に配慮した避難所作りが広がりつつある。災害時は生理用品の入手に苦労したり、授乳や着替えの場所がなかったりするなど、女性ならではの困りごとは多い。防災に携わる自治体や地域内での女性の増加も望まれる。

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仙台市の避難所となる公立小の備蓄倉庫

仙台市の指定避難所になっている市立市名坂(いちなざか)小学校の備蓄倉庫には、生理用品や尿漏れパッド、紙おむつなどが備蓄されている。同小の避難所運営の中心になるメンバーは町内会の役員ら6人で、うち女性が2人。女性の意見を取り入れて衛生用品などを購入した。

同市では災害時、衛生用品は業者と提携した形での備蓄でまかなうが、同小では災害発生直後から使えるよう独自に配備されている。

避難時に女性が小さな困りごとも相談しやすいよう、「女性コーディネーター」を置く仕組みも整える。運営に携わる草貴子さんは「女性が男性に言いにくい要望もある。女性の視点から風通しを良くしたい」と力を込める。

同小校長の阿部淳一さんは「女性の視点が入ると、備蓄品ががらりと変わる。自分は気づかなかった点も多い」と話す。


写真説明:生理用ナプキンなどの受け渡し用入れ物を確認する草貴子さん(左)と阿部淳一校長(仙台市立市名坂小で)

横浜市神奈川区では簡易テントや防犯ブザー

横浜市神奈川区は2019年度、災害時に人目を気にせずに着替えや授乳をしやすい簡易テント、防犯ブザーなどを区独自の備蓄品に加えた。防災に関する区のセミナーで出た女性の意見から、整備の必要性を感じたという。

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