避難生活による「健康リスク」を解消しよう!改善に必要なのは「TKB48」

図:避難生活の健康リスク

不自由で不衛生な環境が災害関連死をもたらす

地震などの大規模災害では避難生活で体調を崩す人がいる。直接被害を免れた命を守るには避難所の環境改善が重要だ。

避難所では、不特定多数が床に敷きつめた布団で雑魚寝をするなど、不自由で不衛生な生活を強いられる。トイレが和式だったり、汚くて入り口に段差があったりすると、高齢者や子どもらが敬遠して水分摂取を控えがちだ。そのため、脱水を含め様々な健康リスクが増大する。

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エコノミークラス症候群の危険性

最も危険なのが、同じ姿勢を長く続けて血管内に血の塊ができる「エコノミークラス症候群」だ。2016年の熊本地震では車中泊を選んだ避難者を中心に54人が入院。死者も出た。

◆車中泊でのエコノミークラス症候群を防ぐために

活動量が減って身体機能が低下する「生活不活発病」は高齢者の寝たきりにつながる。栄養バランスの悪い非常食が続くのも問題で、糖尿病などの患者は持病を悪化させる恐れがある。

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