写真説明:濾過器を使った飲料水の作り方を紹介するかほなんさん(岐阜県八百津町で)=隅谷真撮影
岐阜県出身のアイドルが実践
東海地方を中心に活動するキャンパーたちのキャンプスタイルや楽しみ方を紹介する企画「東海CAMPers」。さばいどる・かほなんのサバイバル術「防災編」の前編をお届けします。
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災害時にも生きるキャンプの知識
みなさん、キャンプ楽しんでいますか!? かほなんです!!
自然災害などに遭遇してしまったとき、キャンプの知識や道具があるととっても便利。そんな道具やノウハウを、2回にわたって紹介していきたいと思います。
断水時に飲料水を確保する用品
人間が生きていく上でなくてはならないもの。それは水です。
もちろん、普段であれば、水道の蛇口をひねれば飲める水がいつでも出てきますよね。でも、災害時、水道が止まってしまったときはどうしたらいいでしょうか。
そんなとき、便利なのが「濾過(ろか)器」です。
今どきの濾過器の大きさは
濾過というと、大きい石から砂利までを何層にも重ねて水をじっくり通してきれいにしていく……なんてイメージありますよね。
でも、今は手のひらサイズの小さな濾過器(=写真左)が、アウトドアショップや山岳用品の専門店などで簡単に手に入ります。
濾過器の性能は
小さいけれど、実力はすごいんです!! 川の水はもちろん、そのへんの水たまりの泥水でも、きれいに濾過して飲めるようにしてくれるスグレモノなんです。
ペットボトルに取りつけることができるものもあるので、1本に汚い水を入れ、もう1本に濾過した水をためるなんて方法もあります。無人島で3週間生活した私自身も、岩肌から染み出た水をこれで濾過し、煮沸して飲料水にしていました。
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