かほなんのサバイバル術・防災編(後編)災害時の洗濯と新聞紙活用術

写真説明:サバイバル術で洗濯をしたかほなんさん(岐阜県八百津町で)=隅谷真撮影

岐阜県出身のアイドルが実践

東海地方を中心に活動するキャンパーたちのキャンプスタイルや楽しみ方を紹介する企画「東海CAMPers」。さばいどる・かほなんのサバイバル術「防災編」の後編をお届けします。

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後編で紹介するのは

さばいどるのかほなんです!! 前回に引き続き、防災に役立つサバイバル術をお届けしたいと思います。今回は、生活面で使える便利なワザを教えちゃいます。

洗濯機がなくても洗濯できる

自然災害に遭遇した際、着替えも持たずに着のみ着のまま逃げることも想定されますよね。

冬であれば、汗をかくことも少ないかもしれませんが、夏場だったら大変。汗びっしょりになっても洗濯もできずに同じ服を着続けていたら、においも気になるし、衛生的にも良くないですよね。

でも、洗濯しようにも、洗濯機がなかったり、電気や水道が使えず、洗濯機が動かなかったり……。そんなときにおすすめしたいのが、「重曹洗濯」です。

写真説明:重曹とポリ袋を用意する(読売新聞オンラインの動画から)

重曹洗濯のやり方

重曹とは、「炭酸水素ナトリウム」のこと。お菓子づくりなどで膨張剤に使ったり、野菜のあく抜きにつかったりするアレです。実はその重曹が、洗剤の代わりになっちゃうんです。

まず、ポリ袋のなかに重曹と水を入れ、よく混ぜて重曹水を作ります。

そこに、汚れた服を投入してもみ洗いし、最後に2回ほどすすげば終わり。これを干すだけで、全くにおいもしないし、清潔に保つことができますよ。

写真説明:ポリ袋と重曹を使えば洗濯もできる。においも落ちて衛生的に過ごせる

私が以前、3週間の無人島生活をしたときも、この方法で毎日のように洗濯をしていました。実際、イヤなにおいもしなかったので、その効果は折り紙つきです!!

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