過去の震災を教訓に 命とその後の暮らしを守る【PR】

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2011年3月11日の東日本大震災から13年。その後も日本では災害が多発し、今年1月1日に起きた能登半島地震では今なお多くの人が困難な生活を強いられている。いざというときのために、私たちは普段からどんな備えをし、どんなことを心がけておくべきなのだろうか。今から始められる防災対策について、災害救援や復興支援に取り組むNPO法人「レスキューストックヤード」代表理事の栗田暢之さんに聞いた。

能登半島で被災者の不安に寄り添って

私は現在、能登半島地震の被災地で支援活動を続けています。特に被害が大きかった奥能登エリアでは多くの家々が倒壊し、当初は道路やライフラインも寸断されていました。今、ライフラインは復旧しつつありますが、多くの方は依然として困難な生活を送っています。

「自宅が住めない状況なので当面ここでの生活になるが、いつまでこの生活になるのか不安」、「精神的に一杯一杯でパニックになっているように感じる」……いずれも、私たちが避難所で聞いた被災者の方々の声です。

(撮影:関口威人)

災害直後の奥能登では、地域で助け合う文化や保存食文化、かまどや湧き水を活用できたことなどが命の支えとなりました。ただ、被災者の方は災害直後は「命が助かってよかった」という思いで一杯でも、その後の被災生活の中で「この先どうなるのか」という不安が募っていくことがほとんどです。

こうした不安を解消するのは簡単ではありませんが、私たちは一人ひとりの話をしっかり聞いて、できることがあればすぐ対応するよう努めています。また、特に不安が大きい方については、周囲の人や行政と情報を共有し、目が届く態勢をつくるように心がけています。

命を守る備えと暮らしを守る備えを

多くの被災地を支援してきた経験から、個人の防災対策としては二つの備えをおすすめします。一つは「命を守る備え」で、基本中の基本は家の耐震性を高めること。今回の地震でも、倒壊した家のほとんどは耐震性の低い古い家でした。一方、2007年の能登半島地震後に耐震工事をしたため「今回は無事だった」という方もいました。こちらは過去の教訓が生きたケースと言えるでしょう。

もう一つは、命を守った後に必要になる「暮らしを守る備え」です。これには、少なくとも被災直後の2、3日を生き抜けるだけの備蓄が欠かせません。震災後の生活をイメージしてみてください。ライフラインがない中で「食べる・寝る・排泄する」という基本的な営みをどう乗り切るか。東日本大震災や能登半島地震を教訓に、そこに対処できるだけの備蓄品を揃えておいてほしいと思います。

また、家族で避難先を確認しておく、普段から近所付き合いを心がけておくといったことも重要です。被災すると、自分の力だけではどうにもならないことがたくさん起こります。そんなとき奥能登では、隣近所同士で助け合う習慣が大きな力を発揮しました。

都会は近所付き合いが希薄だと言われますが、私はいざとなれば人は助け合えるものだと思っています。実際、阪神・淡路大震災では多くの人が隣近所同士で助け合っていました。そうした関係をより確かなものにするためにも、近所付き合いはぜひ大切にしてください。

備えの補強や被災後の安心感のために

備蓄品を揃える際は「必要なものは人によって違う」ということを意識しましょう。避難生活では、例えば高齢者や赤ちゃん向けの日用品、アレルギー除去食、コンタクトレンズなどは入手しづらくなります。しかし、すべてを揃えようとしても、個人が備蓄できる量やリュックで持ち出せる量には限界があります。

そんなときに役立つのが「防災ゆうストレージ」です。これは、被災時に必要な品を安全な倉庫に預けておき、いざ被災したら避難先などに届けてもらうサービスです。自分や家族に必要なものを「じぶん用支援物資」として別の場所に預けておく。今はそんな選択肢もあるのです。

また、災害時になくしたくない思い出の品などを保管しておく「大切なものエスケープ」という使い方もあります。震災では、全壊を免れた家でも室内はぐちゃぐちゃになります。思い出の品を探し出せないと知って落胆する人、自宅が大切な品もろとも重機で取り払われるのを見て涙を流す人も少なくありません。

すべてを失ったという思いは、生きる力を削いでしまいます。でも「大事なものは無事だ」と思えれば、少しは心の支えになるのではないでしょうか。その点、防災ゆうストレージは備えの補強として役立つのはもちろん、被災後の安心感にもつながるサービスだと思います。

私たちは過去の災害を忘れずに、教訓として生かしていかなければなりません。命を守る瞬間には「災害直後」と「被災後の生活」の二つがあります。日本の防災は前者を念頭にした防災訓練などに重きが置かれている傾向がありますが、今後は、被災後の生活において、過去の震災で起きた災害関連死をいかに防ぐかが重要になってきます。

皆さんも、東日本大震災が起きた3月11日を機に、必要な備えについてご家族と話し合ってみてください。いざというときにより多くの命が助かるよう、しっかりとした備えと皆で支え合う姿勢を心がけていただきたいと思います。

被災時にいつもの暮らしが届く。大切なものを逃がす。
日本郵便の「防災ゆうストレージ」

「防災ゆうストレージ」は、避難生活に必要なものや失いたくない大切なものを預けておける防災サービスだ。預けた物品は安全な倉庫で保管され、地震や災害が起こった際には日本郵便の配送網で全国各地の避難先などに届けてくれる。

利用方法も簡単で、インターネットで申し込みをした後、自宅に届く専用ボックスに預けたい品を詰めてゆうパックで発送するだけ。その後は自宅から離れたところにある倉庫で保管され、必要になったらインターネットで手続きをすれば、希望の場所にゆうパックで届けてもらえる。

被災後の暮らしを守るとともに、安心感にもつながる「防災ゆうストレージ」。この機会に利用を検討してみては。

防災ゆうストレージ
詳しくは公式サイトをご覧ください。

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